4月26日に私用のため有休をとりました。
この用事が午前中に終了したため、午後から急遽準備を行い、志賀草津高原を走りに行くことにしました。

一番の目的は雪の回廊を走ること

志賀草津高原ルートを走りに行く最大の目的は「雪の回廊」を走ることです。
朝早くに起きて日帰りで行くのも良かったのですが、転職してからお泊りツーリングを一度も行っていなかったため、今回はお泊りツーリングとしました。

出発は夕方4時、ホテル着は21時30分ごろになりました。
ホテルについても、向かう途中のPAで宿を予約するという行き当たりばったりなツーリングです。
今までここまで無計画なツーリングは行ったことはないのですが、たまにはいいでしょう。

行はGW本格突入前ということで、一部区間を除き流れは順調でした。
八王子付近で事故があったようで、渋滞20Kmという激しい渋滞に巻き込まれてしまいましたが、そこさえ抜けてしまえば、あとは順調に目的地まで走行することが出来ました。

宿泊地は長野県中野市としました。
292号線へのアクセスもしやすいため、朝もゆっくりできそうでした。

いざ、292号線、雪の回廊へ

翌朝は7時出発。天気は曇り予想でしたが、実際には雲が多めの晴れ、のような感じで、日差しを感じることもできました。

気温もほどほどで、フリース1枚着てしまえば快適な温度、グローブも夏用で問題ありませんでした。

全編通して良い景色!雪の回廊は少し残念

292号線を走り始め、徐々に残雪も目立ってきました。
ただ、路面はほとんどドライで、局所的に雪解け水が道路に漏れ出している場所がある程度。
凍結の心配もなく、スノーシェード内も安心して走ることが出来ました。

横手山ドライブインでいったん休憩。
このドライブインはバイク駐車場が準備されているのがありがたいです。
ただ、なかなかの傾斜に施設が建てられており、バイクを止める場所を間違えると傾斜でバランスを崩してしまうため、注意が必要です。

また、バイク駐車場も路面が凸凹している個所が多いため、大型アドベンチャーなどは取り回しに注意してください。

ここからの景色も格別で、雪が多く残る山々と木々のコントラストを楽しむことが出来ました。

渋峠ホテルと国道最高地点

この道路を走った時の立ち寄り場所の定番として「渋峠ホテル」と「日本国道最高地点」が挙げられると思います。

渋峠ホテルは群馬と長野の県境に建てられており、ホテルの壁面に県境が書かれていることが特徴のホテルです。
国道最高地点到達証明書も、このホテルで購入することが出来ます。

渋峠ホテルの近くに国道最高地点も位置しています。
駐車場が少ないため、駐車できるかどうかは時の運・・・
バイクであればデッドスペースなどに止めることが出来ると思います。

今回も駐車場は埋まっており、車の入れ替わりもなかなか激しかったですが、バイクは空きスペースに止めることが出来ました。
残念ながら眺めは「ホワイトアウト」状態でしたが、天気は誰にもコントロールできないのでしょうがない。
それに、「今度は綺麗な景色を見る」という理由で、またここに来ることが出来ます。

本命の雪の回廊へ

おそらく雪の回廊と呼ばれる部分は、ここになると思います。

実際に走ってみると回廊部分はとても短く、1分もかからず終わってしまいました・・・
全線開通から数日たったとはいえ、一気に雪が溶けてしまったことも考えにくいので、志賀草津高原ルートの雪の回廊は思ったより短いのかもしれません。

ただ、この道路は全編通して景色が良いため、何回でも来たくなる魅力のある道路です。
雪の回廊を目当てにすると、少しがっかりするかもしれませんが、高原道路特有の「空に近い場所を走っている感覚」は、十分に味わえる場所だと感じました。

渋川伊香保インターチェンジから帰宅

292号線を走り終わった後は渋川伊香保ICから高速に乗り帰宅しました。
このインターまでの道のりも景色が良く、最後の最後まで楽しんで走ることが出来ました。

高速に乗ってしまえば、あとはひたすら走って帰るだけです。
今回はパニアをフル装備ということで、インターチェンジでちょこちょこお土産を買いながら帰りました。

思い付きで行ったツーリングでしたが、久しぶりの泊りがけ、高原道路できれいな景色を見て気持ちもリフレッシュできました。

そして、ヴェローチェさんのツーリング特性の高さも改めて感じることが出来ました。
今回は高速道路上での渋滞ということで、もしTesiさんで来ていればオーバーヒートしていたと思います。
また、燃費もすごく良かったので、長距離でも安心して走ることが出来ました。

ただ、ミドルクラスとはいえ車体が大きく、シート行も高いため、少しでも傾斜があると乗り降りがとても大変だということも改めて身に沁みました。
もうすぐ購入して4年になりますが、いまさらながらローダウンを検討しようかと考え始めました。

最近はTesiさんばっかり乗っていたので、ヴェローチェさんもきちんと扱えるように、改めて練習が必要ですね。ローダウンはそのあとに考えよう・・・

ツーリングリザルト

4月26日16時出発、翌27日14時帰宅。走行距離は合計536Kmでした。この距離を給油1回で走り切ることが出来ました。行は267Kmほど走行して給油量は11L弱。24Lm/Lほどの燃費で走ることが出来ました。(20Kmの渋滞にはまったのに!)

今後も長距離ツーリングを行う時はヴェローチェさんに頼ろうと思います。
今年の7月には4年目の点検があります。
気が付けば、走行距離も保有期間も最も長いバイクになりました。もちろん、現在も手放す予定はないため、今後も乗っていきたいと思っています。

・・・といいたいところですが、転職で年収ががっつり減るので、2台維持できるのか心配なところがあります。転職自体もまだ決定ではないですが、自分にとって何が幸せで何が大切なのか、もしかしたら考え直すいい機会に直面しているのかもしれません。

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