Synology DS218jでGitBucketを使用する
SynologyのDS218jというNASを冬のボーナスで購入したのですが、当初の目的でもあった「Git Repositoryとしての使用」が未だに行えておりません。
Googleで検索すると、いくつかGit使用方法が出てくるのですが、いずれの方法もうまくいかず、途方に暮れていました。
最近、思い出したように再度GitRepositoryとして使用できないか考え、「Git + GitBucket」の構成で行くことにしました。
このNASはjava8が使用できるため、GitBucketも動くのでは?とふと思ったので・・・
それにしても、最近のNASってすごいね。Linuxマシンと変わらないやん。
NASにアプリをインストール
GitサーバーとJava8を「パッケージセンター」からインストールしました。
GitBucketをインストール
https://github.com/gitbucket/gitbucket
こちらから最新のwarファイルを取得
NASに設置 & 起動
ダウンロードしたgitbucket.warファイルをNASに設置します。
自分はユーザーのホームディレクトリにおいてみました。
具体的にはここ
/volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket.war
一応データディレクトリとして、以下の2つも作りました
/volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket_data
/volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket_tmp
以下のコマンドでアプリを起動(rootユーザーで行います)
デフォルトだとヒープ不足でエラーが出たので、メモリサイズを明示的に指定しています。
java -Xmx256M -Xms32M -jar /volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket.war --gitbucket.home=/volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket_data --temp_dir=/volume1/homes/<ユーザー名>/gitbucket/gitbucket_tmp &
※ちなみにrootユーザーへの変更は
sshで通常のユーザーでログインしたのち
sudo -i (パスワードは通常ユーザーログイン時のパスワード)で変更する
アクセスしてみる
http://<NASのIPアドレス>:8080
にアクセスします。
こんな画面が出ればOK
これでNASがGitBucketサーバとして使用できるようになります。
3カ月くらいGitが動かんと悩んでいたのは何だったのだろうか・・・