VRTK4.0Beta TrackedAliasの追加
2019年8月25日
今回はトラックエリアの追加を行います。
これでVR空間上でHMDやコントローラの座標や回転を取得できるようになります。
前回の記事「VRTK4.0Beta UnityXRCameraRig」の続きとなります。
前回の記事はこちら
今回は以下のドキュメントをもとに進めていきます
https://academy.vrtk.io/Documentation/HowToGuides/CameraRigs/AddingATrackedAlias/
トラッキングプレハブの追加
プロジェクトウィンドウから「TrackedAlias」を追加します
LinkedAliasAssociationCollectionの設定
前回設定したUnityXRCameraRigをLinkedAliasAssociationCollectionに設定します。
公式ドキュメントでは「TrackedAlias」プレハブに設定されるように記述されていますが、実際にはプレハブ配下に存在している「LinkedAliasCollection」オブジェクトに設定します
以上
TrackedAliasの追加作業は以上です。
公式ドキュメントと実際の設定方法が異なっていたため、理解するまで意外と苦労しました。
この設定を行うことでTrackedAlias 配下の各種プレハブがVR空間の座標を取得することができるようになります。
起動しただけだとVR空間内では何も変化がないように見えてしまうので、別途コントローラの位置を確認するためのプレハブ(単純なBoxオブジェクトなど)を各Aliasオブジェクト配下に追加してあげてもよいかもしれません