11月13日に開催されたデジゲー博にサークル出展してきました。
次回出展時の参考や、反省点もいろいろあったため、忘れないようにブログに残しておきます。
出展したもの
ワニワニパニックのパクリVRゲームを出店してきました。
VRゲームということで、ワニワニパニック + でかいワニが襲ってくるという演出を入れてあります
持ち物
当日の持ち物は以下の通りです。
- ゲーミングPC
- Oculus Quest2
- USB3.0対応のUSBケーブル(PC – Quest接続用)
- VRゴーグル用衛生布
- ノンアルコールタイプ除菌シート
- ゴミ袋
- 予備電池(単三)
- スケッチブック(ブース番号表示用)
- 小型のスタンド(サークルブース表示用)
- 養生テープ
- 筆記用具
- モバイルバッテリー
- iPad(プロモムービー表示用)
- ワットチェッカー(1ブース当たり300Wという制限があったため、消費電力の確認用)
- 消毒液
持って行ったものはおおよそ利用していたので、無駄なく荷物はまとめられたかなと思っています
結果
前日に現地入りして、動作確認や下準備を実施しました。
当日は9:30現地入りし各種準備、11:00 – 16:00まで展示を行いました。幸い、ぽつぽつと体験人ではあったため、展示終了まで退屈せず過ごすことができました。
結果として遊んでいただけた方は20人前後いたかなと思います。
ゲームの反省点
ワニワニパニックということで、ある程度の方はゲームのルールを理解していたと思われます。それでも、以下の反省点がありました
会場の制限
ブーススペースは1.8m × 1.8mという広さで、基本的にルームスケールVRの展示はできないと考えたほうがよさそうです。
また、お隣のブースもあるため、基本的に体の向きも壁側か、通路側に向いてもらうのが良いと思います
操作について
上記の制限により、スティックを利用して視点を変更するようにお願いしていましたが、やはりゲームが始まってしまうと、自分の体を実際に回転させて遊ぶ方が多くみられました。
これはゲーム設計のミスかなと思っています。
ゲームの演出で、左右からワニが飛び出してくる演出がありましたが、例えば斜め45度とかの角度に制限しておけば、体の向きを変えることなく遊ぶことができたかなと考えています
ゲームの始め方
ハンマーを掴んで開始するという仕様でしたが、意図せずハンマーを掴んでゲームを開始してしまう方が一定数見受けられました。
ゲーム開始方法はもう少し考察の余地はありました
変な演出は使用しない
ゲームのエンディングとして、「飛ばしたワニが人工衛星にぶつかる」というエンディングを準備していましたが、いきなり世界観が変わってしまったことで戸惑っている方が見受けられました。
この辺りはもう少し説明を入れるなど、工夫すべきだったかなと思います。
文章や警告はわかりやすく
ボスワニが登場する前にメッセージが表示されますが、多くの方は読めていなかったと思います。これは
・文字数が多かった
・利用したフォントの関係で漢字が使えなかった
というのが理由ですが、この辺りはもっと工夫すればよかったかなと思います
同様に、ボスワニが出てくる方向を警告表示していましたが、それに気づかない方も多数いらっしゃいました。
メッセージは短く、警告表示はわかりやすく、が今回の反省点です。
設営の反省点
今回のブースですが、非常に質素です。
VRとという性質上、あまりごちゃごちゃ物は置けないのでシンプルにしました。
一番の失敗点は「どんなゲームを展示しているのか」が全く分からないところです。
一応iPadでゲーム画面は流していましたが、小さいので目立たず。またネタバレ防止のためPC画面を見えないようにしてしまったのも問題だったかと思います。
次回出展時はどのような内容のゲームを展示しているのかわかるように大きめのポスターのようなものを準備するのが良いかもしれません。
その他
今回は一人での出展でしたが、荷物の運搬やブース運営を考えると、やはり2人いたほうがいろいろと都合がよいように思えました。
一人出展だと、なかなかトイレ休憩にも行けませんから・・・
あと、16:00で出展終了となりましたが、その5分後には電源が落ちますというアナウンスが流れてきたので急いでPCのシャットダウンを行いました。
ブース構成をシンプルにした分、撤収はかなり楽に行うことができました。(約20分で撤収完了)
Oculus Quest2をPCとつなぐことで、長時間展示でもバッテリーが尽きることなく展示を行うことができました。
コントローラの電池については、念のため3時間経過したときに一旦交換していますが、おそらく交換しなくてもよかったかなと思います。
PCのUSB端子に⚡マークがついている端子があるため、そこを利用することでQuest2に対して十分な給電を行いながら動作させることができました。
次回に向けて
今回、初めてサークルとして出展してみましたが、展示や設営方法も含め、いろいろ体験することができました。特に
・別の開発者の方とお話したりできた
・遊んだ感想を頂くことができた
ところが大きかったかと思います。
ゲーム開発は趣味で続けていきたい(いずれは個人開発者として生活したい)と思っているので、今後も出店できそうな作品を作って、このような場所で展示していきたいと考えています。