DJI mini2を買いました

ドローンは以前から興味はありましたが規制が厳しくなる一方で飛ばせる場所が無い!
でも、200g未満であれば規制の影響を受けず飛ばすことができるとのことで、思い切ってDJI mini2を買ってみました。

朝霧高原で初フライト

200g未満は規制を受けない・・・とはいえ、初フライトは安全な場所で練習したいということで、朝霧高原にあるドローン飛行場の予約をとって行ってきました。
https://asagiri-foodpark.com/drone.html

写真いろいろとファーストレビュー

今回お試しで購入したので「DJI mini2 本体のみ」を購入。バッテリー他いろいろなアイテムがそろったお得なFly Combo版もあります
本体のみ、という記述ですが、フライトに必要なもの(本体、コントローラ、バッテリー、予備のプロペラやドライバ)も含まれているため、ひとまず飛ばすことは可能です。
が、個人的にはFly Combo版の購入をお勧めします。理由は以下の通りで

  • 日本版では1つのバッテリで10分程度の飛行時間となります。連続して飛ばすなら予備バッテリは必須
  • 予備バッテリを購入すると、充電ハブも必要になります
  • 持ち運びにはケースも必要になる
  • そのように考えていくと、最初からすべてそろっているFly Combo版がお得

となります。自分もバッテリ一つじゃ足りなかったため、急遽バッテリを2個、充電ハブを買い足しました。これなら、最初からFly Combo版を買っておけばよかったです・・・

フライトですが、離陸/着陸は接続したスマホ画面をタップするだけで自動で行ってくれます。さらにバッテリーが少なくなると「スマートRTH」という機能が作動して、自動で離陸地点に戻ってきます。この時別途設定したRTH高度までいったん機体が上昇します。自分の場合、RTHの高度が30mにい設定されていたので一気に30mの高さまでドローンが上昇してびっくりしましたが、その後自動で戻ってきて着陸まで行ってくれたのには感動しました。

飛行速度、上昇/下降の速度はそれほど早くないという印象で、逆に自分みたいなドローン初心者にはちょうど良いかもしれません。ただ、特に旋回速度はなかなかに遅く、向きを変えるまで時間がかかりました。mini2のスペックの問題なのか、ドローンの構造上の問題で旋回が遅いのかちょっと不明ですが、もう少しスピーディーに操作できれば面白いかもしれませんね。

バッテリの持ちですが、1バッテリで10分ほど飛行できます。日本版は200g以下に収めるためバッテリ容量が減らされています。別途海外版のバッテリを使用すれば飛行時間が2倍程度まで増えるそうですが、その場合200g以上になってしまうため規制を受けること、国内仕様から外れるため、保険が適用できるか不明などいろいろ不安点があったので国内版のバッテリを使用しています。

バッテリは合計3つ用意したので3本をローテーションしながら使用しました。バッテリ充電まで大体50~1時間程度なので、30分ほど飛ばして休憩して・・・みたいな感じで飛ばしていました。本当に休みなく飛ばすのであれば、もう1~2本バッテリーが欲しいところですね

機体の安定性については問題なく、30mの高さまで飛ばしても安定してホバリングしていました。今日は幸い強い風が吹いていなかったので風に対しての耐性は不明ですが、安定性は高いと感じました。

撮影できる映像も思った以上のもので、きれい & 滑らかです。こういった映像が取れるのであれば、いろいろなところで飛ばしてみたくなりますね。

他、アプリで制限高度や距離などが指定できるので、自身のスキルに合った状態に設定することができます。自分は初フライトだったこともあって、高度制限で30mで設定し、それ以上の高さには飛ばないようにしました。

朝霧高原ドローン飛行場

道の駅朝霧高原に併設されている朝霧フードパーク内の飛行場です。富士山のふもとに位置しているため、ドローンを使って富士山を撮影することができます。
利用料金は4時間で2000円となっていて、関東近隣のドローン飛行場の中ではかなり良心的な価格設定ではないでしょか?

コンセントも準備されているのでバッテリーの充電もできるし、ドローンを飛ばし終わった後に道の駅でお土産や休憩をとることも出来、なかなか良い飛行場でした。
今回は2時間半程度利用したところで退散しました。4時間フルで使おうと思ったら、もっとバッテリーを準備しないといけないですね

200g未満は規制を受けないというが・・・

さて、今回自分は200g未満であるDJI mini2を購入したわけですが、その大きな理由が「ツーリング先で気軽に飛ばしたいから」となります。
200g以上のドローンは航空法の規制を受けてしまうため、特定の条件下で飛行させる場合は事前に申請が必要になります。が、200g未満であればそのような規制を受けないので、法的にはどこで飛ばしてもOKと受け取ることができました。

ただ、規制を受けないというのはあくまで航空法の話であって、例えば公園で飛ばしたいとなれば公園の管理者、ダムで飛ばしたいと思えばダムの管理者、要するに「飛ばしたいと思った場所の管理者にドローンを飛ばしてよいか確認する」ということは200g未満のドローンであっても行わなければならないわけで、結局200g未満だからと言ってどこでも好き勝手に飛ばしてよいものではないということですね。
特に東京では公園で飛ばすことは条例で禁止されていたはずなので、そういった部分だけ見ても、200g未満関係なくドローンは気軽に飛ばせるものではないのかなと思いました。

そうなるとドローン飛行場のような専用設備で思いっきり飛ばすのが良いかなと思い、今回はドローン飛行場で飛行してきました。

最後にごちゃっと書きましたが、まとめると

「200gだからと言ってどこでも気軽に飛ばせるわけではないですよ」ということです

ドローン飛行場のように、公にドローンを飛ばしてよい、という施設以外で飛ばす場合、ちょっと大変ですが飛ばしてよいか許可を取るようにしないとダメそうですね