動画編集にずっと「AVIUtl」を利用してきました。
プラグインが充実しており、何より無料で利用できるということでかなり重宝していましたが、今の動画編集内容を鑑みると、AVIUtlにこだわって使い続ける必要はないかなと考え始めました。

あとは個人的に閲覧しているモトブロガーの方が「Davinci Resolve」を利用して動画を編集されているとのことで、興味があったので実際に使ってみることにしました。

Davince Resolveのインストール

以下のページよりダウンロードできます。
DaVinci Resolve 18 | Blackmagic Design

ステップバイステップで動画を編集してみる

まずは手始めに「不要部分のカット」「シーン切り替え時のトランジション」「字幕の挿入」「BGM挿入」「Youtube用動画の出力」をやっていきたいと思います。

メディアをインポートする

まずは利用するメディア(動画やBGMなど)をソフトに取り込みます。
画面下段のタブで「メディア」を選択します。
動画が保存されているフォルダを画面左側のツリーから選択し、編集したいメディアをメディアプールに移動させます。

動画をカットする

動画をカットして必要な部分のみ切り出していきます。
画面下段のタブで「カット」を選択します。
画面左上のスペースに先ほど取り込んだ動画が表示されているため、画面下部のタイムラインにドラッグ&ドロップします。
そうすると、タイムライン上に動画が表示されるようになります。

下のタイムラインで赤いラインの部分をドラッグし、カットしたい部分に動画を合わせます。
上部のタイムラインは動画全体を表しており、素早くカーソルを動かした場合に利用できるようです。
下段のタイムラインは、より細かい時間で動画の位置を調整できるようです。

タイムライン左側のはさみボタンで動画を分割できます。
同じ要領で動画を分割したい部分まで赤いカーソルを合わせて、はさみボタンで動画を分割します。

動画を分割して不要な部分が分割出来たら、カットしたい部分をタイムライン上で選択し、Deleteボタンで削除します。

Deleteを行うと削除した部分が空白のシーンになります。
空白シーンを再度選択し、Deleteを押すと、空白のシーンが削除され、次のシーンが直後に移動されます。

このままではシーンの切り替えが目立つので、トランジション(シーン切り替え時のエフェクト)を設定します。
とはいえ、モトブロガーさんの多くはカットを多用していてシーンの切り替え時にトランジションを利用していない方がほとんどだと見受けられるので、シーンの切り替えがぱっと変わっても問題なければトランジションを無理に設定する必要もありません。

トランジションを設定する

画面上部のトランジションををクリックします。
利用できるトランジション一覧が表示されるので、利用したいエフェクトをシーンのつなぎ目にドラッグ&ドロップします。
これだけでトランジションの設定が完了します。

字幕を設定する

字幕を表示するには以下の手順で行います。
・画面下段のタブで「エディット」を選択。
・画面上部の「エフェクト」をクリック
・画面左側に利用できるエフェクトが表示されるので「タイトル」を選択。
・「テキスト」を選択してタイムライン上にドラッグ
ここまでの操作で、画面は以下のようになっていると思います。

このままでは「Basic Title」と表示されてしまっているので、タイムライン上で先ほど挿入したテキストをダブルクリックします。
画面右側に文字入力のための入力エリアが表示されるので、そこで表示したい文字列を入力します。

BGMを挿入する

バイクの走行音だけでも良いのですが、今回の動画の場合、風切り音がひどいためかなり耳障りです。
そのため、走行音を下げて、代わりにBGMを挿入します。
BGMは個人的に好きな「騒音のない世界」様の楽曲をお借りします。
騒音のない世界 (noiselessworld.net)

方法は動画の取り込み時と同じで、ダウンロードした音源ファイルをメディアプールにドラッグ&ドロップします。

あとは画面下段のタブで「エディット」を選択し、先ほど取り込んだBGMをタイムラインにドロップすれば追加完了です。

バイクの走行音を下げたいので、タイムライン上でバイクの走行音に該当するトラックを選択し、ボリュームを-10としました。

Youtube用に動画を書き出す

すべての編集作業が終わったら、Youtubeで公開できるように動画を書き出してみます。
画面下段のタブで「デリバー」を選択します。

Youtube用の設定が準備されているため、Youtubeのアイコンを選択し、画面下部のレンダーキューに追加をクリックします。

画面右側にジョブが登録されるので、その下の「すべてレンダー」ボタンをクリックします。
レンダリングが開始されるのでしばらく待ちます。

完成

ということで、初めてDavinci Resolveで編集した動画がこちら

カット、トランジション、BGM挿入、字幕設定くらいであれば、Davinci Resolveを利用してもそこまで苦労なく設定が行えました。
オーディオトラックで音の波形が確認できるため、BGMの転調タイミングで映像も切り替えたりといった操作はAVIUtlよりもやりやすそうです。

自分の動画編集スタイルではAVIUtlにそこまで依存した部分はないので、今後はDavinci Resolveも積極的に利用したいと思います。

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