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OSSにコントリビュートしてみた話

先日、OSSに自分のプルリクが取り込まれたのでその時のお話でも載せようと思います

動機

転職先の会社の評価で「OSSへの貢献」が評価軸に組み込まれていたため、試しにやってみるか、というのが動機です
ぶっちゃけ、評価のためしょうがなく・・・というのが、最初の動機になります

まずはFirst Contributionsで練習を

https://github.com/firstcontributions/first-contributions

こちらのGithub Repositoryでコントリビュータの練習ができます。
日本語での説明もあるため、まずは上記リポジトリを利用して、どのようにOSSプロジェクトに自分の修正を取り込んで貰えばよいのか流れを掴んでおくのが良いかと思います

といってもやること自体は簡単で、
・貢献したいプロジェクトをFork
・ブランチを切り、修正を行い、コミット & プッシュ
・プルリクエストを作成し、取り込まれるのを待つ
というのが大まかな流れになります

貢献したいプロジェクトを見つけよう

コントリビュートの流れたつかめたら、実際に貢献したいプロジェクトを探します
幸いにも、Githubには「good first issue」という初心者向けのタグが準備されているので、これを目印に貢献できそうなプロジェクトを見つけて見るものいいかもしれません

https://goodfirstissue.dev/

上記サイトでgood first issue が存在するプロジェクトが探せます
得意な言語で絞り込めるのが良いですね

ただ、一番大事なのは

自分が利用するソフトウェアか?

というのが大きいと思います
利用したないソフトウェアに対しては、なかなかモチベーションも湧きませんから・・・

自分はVoice Voxを選択

自分がコントリビュートしたOSSは「Voice Vox」になります
選択した理由として
・普段自分が利用しているソフトウェアである
・初心者歓迎タスクが存在している
・日本人の方が中心となって開発しているため、言語の壁が低い
・海外製OSSのgood first issueは難しすぎた!!!!!
となります

無事に取り込まれたプルリクはこちら(記念に貼っとく)
https://github.com/VOICEVOX/voicevox/pull/947

自分が行った修正内容

キャンセルボタンの位置を統一しただけ(タグ位置を入れ替えただけ)

です・・・
OSSへの貢献といえば、難しいプログラムを組んで提供するようなイメージがありましたが、今回のようにタグの位置を変えるだけ、のようにかなり難易度の低いタスクも存在しています。
それでも、きちんとプルリクが取り込まれたり、感謝の言葉をいただけたりするのは嬉しいものです。
何より、自分が使うソフトが自分の手で便利になるっていうのは、シンプルに嬉しいことではありませんか?

以上です

初めてコントリビュートしてみた話をつらつらと書いてみました
最初は仕事の為だとあまり乗り気ではなかったのですが、実際にやってみると意外と楽しいものでした

最後になりますが、伝えたかったことは

・OSSへの貢献というのは、イメージほど難しいものではない
・自分がよく利用するソフトウェアに貢献できることは、単純に嬉しい

ということです

もし利用されているソフトウェアで「ここをもっとこうしたらいいのに・・・」「このバグ、いつまで経っても直らないなぁ」と思っていたら、コントリビュートするチャンスかもしれません
問題を修正すれば自分のためにもなりますし、何より感謝されるというのはとても嬉しいことですよ!

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